前編からの続きで、まずは表示形式をテクスチャソリッドからVPRに変更する
するとモデルの顔が悲惨なことになっているので、これを修正していきます。
まずはレンダータブからオプションのレンダープロパティを選択し、その中の大域照明タブを選択
モンテカルロ内の光線を初期は1となっているので、20以上に上げましょう。すると光の粒が消え肌がはっきりします。(上げすぎると重くなるので注意)
次に編集の中の色・質感編集を選択し、マテリアルを全て選択した状態でスムージングにチェックを入れます。
そうすることで綺麗な曲線になり、本物らしくなります。
ですが髪、眉、まつ毛、目が白くなっていて変なので、透明度を上げてテクスチャのアルファ設定をしていきます
今回MakeHumanで私が選んだパーツは
base.obj 肌
eyebrow004.obj 眉毛の4番目
eyelashes01.obj まつ毛の1番目
high-poly.obj 目
male_casualsuit03.obj 男のカジュアルスーツの3番目
shoes01.obj 靴の1番目
short02.obj 短髪の2番目
teeth_base.obj 普通の歯
tongue01.obj 舌の1番目
のマテリアルとして表れています。なのでeyebrow004.objとeyelashes01.objとhigh-poly.objとshort02.objを選択した状態で透明度を100%にします。
するとテクスチャが隠れてさっぱりした感じになります。今度は眉毛だけを選択して透明度の上にある色のその右にある青く光ったTを押します。
テクスチャ編集パネルが開くので、そこからコピー→現在のレイヤーを選択します。次にそのまま眉毛を選択した状態で透明度の右のTを押します
今度はコピーの隣の貼付けを選択し、現在レイヤーに置き換えを選びます。そうすれば眉毛がしっかりと表示されます。これと同じことをまつ毛、目、髪も繰り返します。
髪まで終わった状態がこのようになっていればOKです。これで殆ど終わりですが、もう少しだけやります。
編集の背景から環境プラグインを押してスカイトレーサー2を選びます。するとモデルの目が以上に光ってしまっているのが確認できるのと、ノイズが少し出てしまっているのでそこを直してしまいましょう。
レンダープロパティを開き、レンダータブの反射回数の制限を6から2に変えます。すると目の反射が抑えられます。ノイズは大域照明タブの重点サンプリングにチェックを入れれば直ります。
モデルのオブジェクトを選んでShift+Aで中心に固定しておかしな所が無いか確認します。
どうやら髪の毛が透けてしまっています。なので色・質感編集の髪を選んで透明度の下の屈折インデックスを上げていきます。今回は1.2の値で直りました。ついでにちょっとズラっぽくなっているので反射光を0%にします。目の反射光も50%にして虹彩が見やすい感じに変更して、鏡面反射率を20%に上げます。ここら辺はお好みで大丈夫です。
結果がこのようになります。最終的な好みは人によって違うので色々設定をいじって自分なりの答えを探してみてください。以上で後編は終わりとなります。保存する場合は保存から全保存を選んでください。シーンだけを保存した場合、マテリアル設定は引き継がれないので注意です。
0コメント